「WEASEって何バンド?」と聞かれるといつも答えに窮する。「ロックバンド」と答えるのはなんか違う気がする。「ロックやブルース、ファンクやレゲエ、ラテン・・・などなど、特にジャンルに拘らず、その時その時で、やってみたいと思う音楽を、メンバーで練り合わせWEASEサウンドの楽曲を生み出すバンド」としか答えようがない・・・かな。
2007年の暮れ。京都のとある居酒屋。 途切れがちになりながらも、何とかそれぞれの場所で細々と音楽を楽しんできた4人の男達がバンド結成を約束した。
明けて2008年春。第1回目のスタジオ練習。いいバンドになりそうな強い予感にテンションは最高潮に達する。
それから今日まで、練習の度に新たな発見と課題が生まれ男達はのめり込んだ。
自由になる時間は少なく、月1回の練習がやっとではあるが、今や生き甲斐になった。
「年齢を重ねたからこそ出来る音楽」
若い時には鼻先で笑った言葉だ。しかし、今、身が震えるほどの実感を伴っている。
枯れた音楽なんてやるつもりはさらさら無い。
厚みを加えたエネルギーを表現したい。